8月モニターツアーのご案内【ツキノワグマ住む四国の奥地へ】

2023.08.09

四国自然史科学研究センター/OMUSUBI HIKE 共催

 

四国にはツキノワグマが⽣息しています。その数は約20頭。絶滅が危惧されています。クマの生息に欠かせない落葉広葉樹林の減少と林業の害獣として捕獲が推進された歴史が背景にあります。今⽇まで世界中に⽣息しているクマ類は各地の自然環境に適応してきた強い種。なぜここまで減ってしまったのか?クマをはじめ種を絶やすような暮らしを⾒直すことはできないのか?
四国自然史科学研究センター/OMUSUBI HIKEでは、2022年よりクマの主要な生息地である徳島県那賀町を舞台に、エコツアー構築のための取組みをスタートしました。
今年度は安藤・水沼が「ここは⾒てほしい!」と感じた木頭のフィールドを案内するモニターツアーを開催します。参加者からの意見・感想を今後のエコツアーづくりに反映させ、より多くの人が四国のツキノワグマの状況を現地で楽しく知ることができる体験を提供していく予定です。
四国の自然をより楽しく、地域と参加者の双方にとって価値あるものとするために、本ツアーの内容を一緒に考えていただける仲間を募集します。
本活動は独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を一部受けて開催いたします。

 

 

■⽇時: 1泊2日 8/26(土)12:50~8/27(日)16:00

 

■⾏き先: 那賀町⽊頭(ツキノワグマ⽣息エリア)

 

■集合時間: 8/26(土) 12:50

 

■集合場所: Next Chapterゲストハウス木頭

〒771-6402 徳島県那賀郡那賀町木頭出原マエダ18−1

https://goo.gl/maps/JnJNy9dSihVSWa689

 

■宿泊先: Next Chapterゲストハウス木頭

 

■必要経費

・五稜箸制作体験 参加費 2,000円

・登山ガイド料 3,000円(保険料含む)

※集合場所までの交通費および宿泊費(宿泊する場合)は参加者自己負担

 

■持ち物: カッパ上下、飲み物、26日の夕食、27日の朝昼食(地元商店で購⼊可)

 

■服装: 動きやすい服装、登⼭靴、帽⼦

 

■モニターツアー内容

26日
・四国のツキノワグマの情報拠点。那賀町木頭図書館による四国のツキノワグマ保全のための取り組みを視察。
・ブランド杉の間伐材活用に取り組む㈱Wood Headが手掛ける「五稜箸」のマイ箸づくり体験。
27日
・四国のツキノワグマが生息する森林で山登り。山頂から眺める景色はすべてクマの生息地。ツキノワグマの生態や絶滅が危惧される現状について現地で理解を深めます。
・ツキノワグマの専門家が同行し、野生動物の生態や痕跡の見つけ方をレクチャー。ツキノワグマの痕跡も見ることができます。
・楽しく安全に山登りを行うための基礎を登山ガイドから学びます。

 

■⾏程

 

DAY1 8/26(土)


12:50 集合(Next Chapterゲストハウス木頭)

     要宿泊者はチェックイン

     木頭図書館まで徒歩で移動


13:30 木頭図書館訪問

     五稜箸制作体験


16:00 Next Chapterゲストハウス木頭で解散

     ※宿泊される場合、食事は各自で持参。近くに定食屋と商店があります。持参した食材を調理することも可能です。


 

DAY2 8/27(日)


  6:00 集合(Next Chapterゲストハウス木頭) 、出発


  7:30 丸石登山口到着

     クマの生息地を探索

     昼⾷(持参)


13:30 下山完了

     ツアーのまとめ、参加者意⾒交換


15:30 Next Chapterゲストハウス木頭にて解散


 

お申し込みはフォームよりご⼊⼒ください。   https://forms.gle/qtH5KinX6hUkSGff7 

ご質問ご相談は omusubi.hike@gmail.com ⽔沼までご連絡ください。

*参加者は定員になり次第お断りする可能性がございます。予めご了承ください。